忍者フードであべのハルカスへ

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忍者フードスマホ版

1月10日(金)、忍者フードスマホ版の試写をするため、大阪・阿倍野区の夜景スポット「あべのハルカス」に行ってきました。ポイントをまとめたので、あべのハルカスでの撮影を計画している方の参考にしていただければ幸いです。

あべのハルカス

「あべのハルカス」は日本最高(2020年1月現在)の高さ300メートルを誇る商業ビルです。JR天王寺駅の向かいにある近鉄百貨店あべの橋店の上部に位置します。

アクセスはJR天王寺駅もしくは地下鉄御堂筋線、谷町線の「天王寺駅」が最寄りです。余談ですが、JR天王寺駅南の道路から北側が天王寺区、南側が阿倍野区になります。

この日は入場待ちもなし

天王寺駅から歩道橋を渡って直通エレベーターを使うか、近鉄百貨店内のエスカレーターを使って14階へ行くと展望台「ハルカス300」のエントランスがあります。平日金曜日の3時過ぎに訪れましたが、ほとんど混雑していませんでした。

入場チケット

チケットカウンター

ハルカス300のチケットは少しややこしいです。

当日券=1,500円。現地で購入する当日券は1,500円です。混雑しているときは行列にならばないといけないのがデメリット。再入場はできません。

1dayチケット=2,000円。同日中であれば何度でも出入りできる1日券です。昼間に一度入って、夜もう一度夜景をといった使い方ができます。

月間有効券=2,000円。いわゆる前売り券で、指定した月に1回だけ入場できるチケットです。ややこしいのが、同じ2,000円のチケットでもこちらは再入場不可です。さらに月間有効券は当日、カウンターで入場券に交換してもらわなければならないので、それも手間ですね。さらに、ネット購入の場合、セブンイレブンなどで発券手数料108円(110円?)が取られます。

ということで、天候などを考えると、よほど混雑した日にちでなければ現地で当日券を買うのがよいでしょう。それにしても不思議な価格設定ですね。ちなみに食事付きのペアプランなども発売されています。詳しくはこちら

服装と撮影機材について

58階は吹き抜けに

服装ですが、基本的には屋内(一部吹き抜け)なので、防寒対策は特に必要ないです。館内は暖房効いてるのでけっこう暖かい。なお、エントランスのある16階に無料のコインロッカーがあるので、荷物やコートを預けておくこともできます。展望台にはコインロッカーないのでご注意ください。

なお、ハルカス300では、500円追加で屋上ヘリポートを見学できるヘリポートツアーがあります。そちらを利用したり、吹き抜け部分で食事をする場合は防寒対策が必要です。

3層構造の展望台

撮影機材の持ち込みについては特に制限はないようです。混雑していなければ大型三脚の利用もできます。夕陽をタイムラプス撮影している観光客や電動ジンバルに一眼レフ載せて撮影している人の姿も目にしました。

60階展望スペース

広々とした展望スペース

展望台は58、59、60階の3層構造+屋上ヘリポートとなっています。60階がいわゆる展望台で、59階はショップ、58階は飲食スペースです。

60階の室内展望エリアは大阪市内を全周見渡せます。300メートルの高さは圧巻ですね。東西南北どの方角でも撮影できます。

南港方面〜六甲山

建物の北西側は梅田から難波にかけての御堂筋周辺の高層ビル群や、天王寺公園、通天閣などが望めます。西側には神戸から南港にかけての臨海部と淡路島、明石海峡大橋などが見通せる夕景スポットです。平日午後4時頃でもそれなりに混雑していたので、来場者が多い日は早めの場所取りが必要かもしれません。

長居陸上競技場方面

南側は、世界遺産になった中百舌鳥古墳群(仁徳天皇陵)や長居陸上競技場、関西国際空港などが見渡せますが、高層建築物はあまりないです。ビル群に西日が射し込む風景は映えてました。そのほか、西側には生駒山など見ることができました。

映り込み対策

映り込みはおとなしめ

ハルカス300は、室内で全周ガラス張りのため映り込みがけっこうあるかなと思いましたが、建物の設計段階で映り込みについてもかなり配慮してあるようで、渋谷スカイほどの激しい映り込みはありませんでした。

西日の射し込む時間帯は映り込みが

時間的には西日が射し込む時間帯は全般的に映り込みが生じるほか、夜間はインフォメーションのあるあたりが少し照明強くて映り込みがあるかなといった感じです。夜景撮影メインの西半分のスペースは撮影しやすい環境でした。

60階西側は床がガラス張りに

ただ、非常灯や他の人のスマホ画面などはそれなりに映り込むのに加え、西側は一部床がガラス張りになっているので下からの光が入り込む場面が見られました。真横からの人工光の射し込みが多いので、厳密に映り込みを抑えようと思えば、夜景レフのようなサイドからの室内光侵入が防げない機材では映り込みが完全には抑えきれないかなという印象でした。

南西有料撮影スペースの明かりが気になる

あと、南西の角が有料の撮影コーナーになっており、その照明や、お土産売り場スペースの照明が少し影響あるかなぐらいです。

時間帯によってはこんな場面も

そのほか、ハルカス300ではプロジェクターを使ったイルミネーションの演出があり、その時間帯は窓ガラスなどに映像が投影されます。

忍者フードスマホ版で

忍者フードないとき

HUAWEI nova 3に忍者フードスマホ版を付けて試しどりをしてみました。御堂筋方面を撮影。忍者フードがない状態では左上の空に建物内側の窓ガラス枠がわずかに映り込みます。

忍者フードあるとき

忍者フードを装着して撮影すると映り込みがきれいになくなります

おみやげ店の照明が

北側、御堂筋方面は撮影しやすい状態でしたが、南側は一転、おみやげ店屋台の照明が。

盛大に映り込みが

ご覧のとおり、盛大に映り込みが発生します。

忍者フードあるとき

忍者フードを付けると盛大な映り込みもきれいになくなります。

58階飲食スペース

58階南側はこたつで鍋が楽しめます

58階は、飲食スペースになっています。建物北面は撮影可能ですが、西面と南面は貸し切りの飲食スペースになっているので撮影はできません。

58階北西には積み重ねたイスが…

58階西側には撮影できそうなスペースがありますが、喫煙所と飲食店用のイスが積み重ねてありました。このあたりは一番撮影に向いた場所なので、デッドスペースとして使うのは少し残念ですね。見栄えも悪いです。

飲食については、ホットコーヒー380円と場所の割にけっこう良心的なお値段。カフェラテを注文しましたが、コンビニのLサイズぐらいのボリュームで1杯500円とお得感あり。

場所の割に良心的な価格

そのほか、シャンパン1杯500円とか、食事もロースカツカレー1,080円など全体的にリーズナブルな印象でした。

無料で入れる14階庭園

14階には庭園も

エントランスのある14階北側には無料で立ち寄れる展望スペースがあります。撮影については、ガラスの手前に柵があるので、映り込みを考えるとやや難しい状況です。

自販機横のスペース

1箇所だけ、自販機の横に柵なしで撮影できるスペースがあります。天王寺駅方面が見渡せます。

忍者フードないとき
忍者フードあるとき

14階での忍者フードの効果についてはこんな感じです。室内のイルミネーションがきれいになくなります。

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