12月27日(金)、忍者フードを片手に渋谷の新名所「SHIBUYA SKY」に行ってきました。撮影のポイントをまとめたので、渋谷スカイでの撮影を計画している方の参考にしていただければ幸いです。
場所は渋谷駅の東側、ハチ公とは反対側で、山手線でいうと内側に位置します。最寄りの地下鉄出口は「B6」になります。新設された出口のため古いマップには掲載されていないのでご注意を。
「SHIBUYA SKY」は「渋谷スクランブルスクエア」という商業ビルの屋上にあります。渋谷スカイで案内を探しても見つからないです。まずはスクランブルスクエアを目指してください。
エレベーターもしくはスクランブルスクエア館内のエスカレーターを使って14階へ行くと展望台のエントランスがあります。この日は、入場時屋外への立ち入りが制限されていたため混雑はしていませんでした。
チケットの購入方法
チケットは前売り、当日の2通りの購入方法があります。前売りは渋谷スクランブルスクエアのサイトで購入できます。当日券は14階の入場口で販売しています。
前売りチケットのメリットは、当日券(2,000円)よりも200円安く買えるとこ。スマホのQRコードを提示するとWEBチケット専用の列に並べるので入場もスムーズです。
ただし、前売りチケットは日時指定で入場時間が20分刻みなので、たとえば15:00-15:20の入場券だと指定時間以外は入場できません。指定時間に入れなかった場合は、チケット窓口に並びなおして、当日チケットに交換してもらことになります。
前売りチケットには天候のリスクもあります。せっかく前売りチケットを買っても、当日雨が降っていたり、雲が出ていると楽しさ半減以下です。この日は入場時、強風で屋外には出られない状況でした。天気が良くても風が強いと屋外に出られないので注意が必要です。なお、前売りチケットは前後30日以内であれば当日券と交換できます。
ということで、チケットの買い方としては、混雑していない時は当日現地で天候を確認した上で、前売りチケットをスマホで購入するのがオススメです。とはいえ、入場には定員制限があるので土日祝、週末など混雑が予想されるときはあらかじめ前売りチケットを購入しておいたほうがよいでしょう。時間帯は夜に加えて、日没前が人気のようです。
服装について
服装ですが、屋内は暖房効いてるのでけっこう暖かいです。寒さ対策でヒートテック着ていきましたが、思いのほか暑かったです。なお、館内にはコインロッカー(100円、使用後返却されます)があるので、屋内での撮影中はコートを預けておくこともできます(※屋外持ち込み禁止品を保管するためのロッカーなので、閉鎖時は利用できません)。
一方、屋外はしっかりとした防寒対策が必要です。この日はデニムジャケットを着ていましたが、風を通すため強風で体温が奪われ、かなり寒かったです。風を通さないウインドブレーカー的なものを着ていくことをオススメします。加えて、後述しますが、屋外はカメラバッグ等の持ち込みができないので、交換レンズ等入れるために大きめのポケットがついたものがよいです。長時間屋外にいるなら寒さ対策で手袋も必要です。なお、帽子やマフラーは風で飛ばされる危険があるため屋外へは持ち込みできません。
室内での撮影
室内での撮影についてはそんなに厳しくない印象でした。小型の三脚や一脚、自撮り棒など使っている人も、特に注意はされていませんでした。確認したところ、混雑時以外は三脚等の使用可とのことです。
室内展望エリアはほぼ全周見渡せるので、渋谷から東西南北どの方角でも撮影できます。北東、南東、南西の角はインスタ映えする撮影スポットのようで行列ができてました。北西の角はお土産店になっています。
北側は新宿の高層ビル群や代々木公園、国立競技場が望めます。東側にはスカイツリー、東京タワー、六本木ヒルズなど、天気が良ければ西側には富士山を見ることができます。富士山側は夕景時混雑していたので、来場者が多い日は早めの場所取りが必要かもしれません。この日は展望台封鎖の影響で、それほど混雑はしていませんでした。
南側は飲食スペースです。カフェラテ1杯680円とけっこうなお値段でした。アルコール類も飲めます。なお、このスペース以外は飲食禁止となっています。
屋外への機材持込について
屋外での写真撮影はいろいろと制約があります。まず、バッグ、リュックの類は持ち込みできません。三脚、一脚、自撮り棒、ジンバル、スタビライザーなど撮影補助器具も持ち込み禁止です。
注意しておきたい点として、カメラ本体については、(ポケットに入るコンパクトなものを除いて)ネックストラップの付いてないカメラは持ち込めません。リストバンドやハンドグリップを装着しただけのカメラでは持ち込みできませんのでご注意を。また、風で飛びやすい夜景レフのような機材もダメなようです。屋外に出るときに荷物チェックがあり、持ち込み禁止品が見つかったらコインロッカーへ入れるよう促されます。
屋外での撮影
屋上展望スペースも屋内同様に全周見渡せますが、46階から出てすぐのスペースとエスカレーターを降りたあたりは撮影禁止です。撮影していると警備員さんに移動するよう促されます。そのほかのスペースは基本的には自由に撮影できます。室内同様、四方の角は撮影スポットになっているので長い行列ができてます。
ガラスへの映り込み
撮影時の映り込みについてですが、富士山の見渡せる西側右半分はガラスの高さが150cm程度です。ただし、ガラスより上にカメラを構えると警備員さんに注意されます。
中央のヘリポート(芝生スペース)は1メートルほどの高台になっているので、望遠カメラを使えば西側はガラスの影響なしで撮影できます。
北、東、南面と西面の左半分はガラスの高さが2メートル以上あるので、基本的には映り込みが発生しやすい環境です。
日中であればガラスへの映り込みは比較的少ないですが、日が傾いて西日が差し込む時間帯からガラスへの映り込みが顕著に目立ってきます。
室内は、照明のほかにも、時間帯によっては壁面に映像が投影されているのでガラスにはかなり映り込みが生じます。映り込み対策はしておいたほうがよいです。
「忍者フード」の使用については、スタッフさんに確認したところフード類の使用であれば大丈夫とのことでした。撮影中も特に注意を受けることもなかったです。ただし、フードを外した状態で強風に見舞われると飛ばされる可能性はあるので、ストラップを装着しておくことを推奨します。
忍者フードの効果についてはこちらでご確認ください。忍者フードで渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)の夜景撮影にチャレンジ